「一般社団法人 日本流行色協会」は毎年12月に、「オートカラーアウォード」としてその年にもっとも魅力的だったカラーデザインの車を発表しています。「オートカラーアウォード2015」は昨年12月12日に発表され、スズキの「ハスラー」の3つのカラーデザインがグランプリに選ばれました。パッションオレンジ(ソリッド)×ホワイト2トーンルーフのエクステリアカラーにインタリアカラーをパッションオレンジ×ダークグレーとしたもの、サマーブルーメタリック×ホワイト2トーンルーフのエクステリアカラーにインタリアカラーをピュアホワイト×ダークグレーとしたもの、キャンディピンクメタリック×ホワイト2トーンルーフのエクステリアカラーにインタリアカラーをピュアホワイト×ダークグレーとしたものの、3つのカラーデザインです。
スズキの「ハスラー」は『遊べる軽」をキャッチコピーとしている通り、軽自動車でありながらも楽しんで乗れるということをテーマとしています。カラーデザインも「ワクワク、ドキドキさせるアクティブカラー!」をコンセプトとしているそうです。鮮やか発色は一瞬にして心をわしづかみにされるようなインパクトがありますよね。この色は植物由来原料の新素材で、環境にも配慮したものとなっています。またエクステリアとインテリアのトータルコーディネートも、ハスラーのポップさを表現するのに大いに貢献しています。「楽しんでいるお客様の顔が見える」、ということが授賞理由とされています。カラーデザインによって乗る人のライフスタイルを変えられる、そんな可能性を秘めたカラーデザインであることが高く評価されての受賞です。
この「オートカラーアウォード」グランプリの選出は1998年度を第1回として開始したものです。1998年度の第1回グランプリは1999年1月に発表され、トヨタ自動車・ハリアーのスパークリングゴールドメタリックがグランプリに選ばれています。2000年1月発表の第2回(1999年度)グランプリはトヨタ自動車・ヴィッツのペールローズメタリックオパール、2001年1月発表の第3回(2000年度)グランプリはマツダ・ロードスターのクリスタルブルーメタリック、2001年12月発表の第4回(2001年度)グランプリはフォルクスワーゲングループジャパン・ルポのファンタシアグリーン、2002年12月発表の第5回(2002年度)グランプリは日産自動車・マーチのパプリカオレンジ×シナモンとコミュニケーションカラー、2003年12月発表の第5回(2003年度)グランプリはフォルクスワーゲングループジャパン・ニュービートルのハーベストムーンベージュ&ブラックルーフ、2004年12月発表の第7回(2004年度)グランプリはトヨタ自動車・クラウンマジェスタのプレミアムシルバーパール、2005年12月発表の第8回(2005年度)グランプリは日産自動車・マーチのチャイナブルーのエクステリアにアイスブルーのインテリア、2006年12月発表の第9回(2006年度)グランプリは日産自動車・ティアラのミスティグリーン(エクステリア)×ワイマラナー(インテリア)、2007年12月発表の第10回(2007年度)グランプリは日産自動車・マーチのサクラのエクステリアにカカオのインテリア、2008年12月発表の第11回(2008年度)グランプリはHONDA・FCXクラリティのスターガーネットメタリックのエクステリアにウォームグレーのインテリア、2009年12月発表の第12回(2009年度)グランプリは日産自動車・フェアレディZロードスターのプレミアムディープマルーンパールのエクステリアにボルドーのインテリア、2010年12月発表の第13回(2010年度)グランプリはHONDA・CR-Z(シーアールズィー)のホライゾンターコイズパールのエクステリアにブラック×シルバーのインテリア、2011年12月発表の第14回(2011年度)グランプリは日産自動車・スカイラインクロスオーバーのセラミックブルーのエクステリアにブラウンのインテリア、2012年12月発表の第15回(2012年度)グランプリは富士重工業・VXのデザートカーキのエクステリアにブラックのインテリア、2013年12月発表の第16回(2013年度)グランプリはトヨタ自動車・レクサスIS300hのソニックチタニウムのエクステリアにトパーズブラウンのインテリアです。

自分がそれまで乗っていた自動車を買取りや下取りに出す場合、ホワイトやシルバーグレー、ブラックといった色味のないカラーのものが、高い査定を得ることができます。流行色は人気がなくなるのも早く、中古車としては価値がかなり落ちてしまうというのが、その理由です。
カラフルな色は乗っていて楽しいですが、新車を購入するさいはこういうことも知っておく必要があります。