マクドナルドでは今、「ワールドマック ハワイ」として、ロコモコバーガー、ハワイアンパンケーキ、マックシェイクバナナの3商品の販売を行っています。ロコモコバーガーはハワイの定番フードであるロコモコをハンバーガーにしたもので、バンズに挟んでいるのは目玉焼きとビーフパテが2枚。そこにグレービーソースで味付けをしているそうです。なんだか月見バーガーに似ていますね。

 

このマクドナルドは3月25日に株主総会が開かれ、新体制とすることを発表しました。昨年に起きた中国工場での期限切れ材料の使用、そして今年になって相次いで発覚した異物混入問題の影響で、マクドナルドの業績は急速に悪化しているとのこと。2月の既存店売上高は昨年の同月と比べて28.7%も減少しているそうです。このような同じ月で前年の売上高より減少している事態は、13か月も続いているそうです。一度信用を失ってしまうとそれを取り戻すのはどんなに大変かがわかります。

 

かなり昔のこととなりますが、中古車の多くに「メーター戻し」が行われていることが、大きな問題となりました。中古車を買うときは車種や年式、事故歴、修復歴、そして走行距離をチェックします。クルマは多くの距離を走っていれば走っているほど、さまざまな部品が摩耗していることが考えられます。そのため中古車を買うときは初めて登録を受けた年月日と走行距離とのバランスをチェックすることが欠かせせん。まだそんなに古い車ではないのに走行距離が大きな値となっていることは、それだけそのクルマが酷使されていたという証明になります。いくら中古車としてきちんと整備されていたとしても、あまり状態は良くない中古車であり、おススメできる車とはなりません。

 

走行距離をチェックする方法は2つあります。1つは車検証によるチェック方法です。クルマは定められた期間ごとに車検を受けることが義務づけられていますが、その車検を通った証しとしてクルマ一台一台に交付されているのが車検証です。車検証はそのクルマが行動を走る場合には、必ず備え付けていなければならない、とされています。そのクルマについて車検を行った整備工場や指定工場はクルマのメーターの見てその数値を車検証に記載するものとしています。そしてもう一つのクルマの走行距離をチェックする方法は、メーターを見る、というものになります。

 

前に書いた「メーター戻し」は、このクルマのメーターを戻して、走行距離を少なく見せるというものでした。昔のクルマはメーターがアナログであったため、簡単に戻すことができてしまい、走行距離をごまかすことが可能であったと言います。しかしこの「メーター戻し」が大きな問題となったのをきっかけとして、簡単には戻すことができないデジタル式のメーターが採用されるようになったため、この問題は沈静化しました。

 

しかし昨年末ぐらいから新たな問題として取り上げられるようになっているのが、車検証をリセットすることによって走行距離を改ざんするという方法です。これはメーターを戻して実際の走行距離よりも少ない数値をいったん車検証に記載し、その後にクルマの使用をいったん地視したものとして車検証を返納し、再びその車を使用するとして車検を通す、という方法になります。こういった手続きをすることによって前の走行距離の記録は消えてしまうことになり、巻き戻しを行ったメーターの数値が、車検証においても走行距離として記載されることになります。

 

このような不正がいつまでも繰り返し行われるということは、中古車業界に身を置くものとしてとても悲しく、残念に思います。こういったことをする人間をなくすだけの力は残念ながら自分にはありません。けれども、せめて自分は誠実な商売をしていきたいと思います。