災害による被害を受けたクルマは災害車と呼ばれ、価値がグッと下がります。中古車として買取査定を受けるさい、販売する場合、どちらにおいても、災害車でない車を比較すると、その差がハッキリとわかります。

ここのところ火山の噴火、竜巻や突風、大雨といった自然災害のニュースをよく見聞きします。つい先日は群馬県と長野県の県境にある浅間山が小規模噴火をしました。これにより気象庁は浅間山の噴火警戒レベルを2に引き上げ、河口付近に近づかないように呼びかけています。

少し前では鹿児島県の口永良部島で爆発的な噴火が起こり、避難指示が出されたことにより全島民がとなりの屋久島に避難するという事態になりました。噴火したのは口永良部島中心部にある標高626メートルの新岳で、爆発的噴火は約5分間にもわたって続いたそうです。火口からは火砕流がすべての方向に流れ、とくに勢いが激しかった方向には海まで一気に到達したとのこと。噴煙も9000メートル以上の上空にまで達し、火山灰も火口付近に降り積もり、確認された噴石は50センチメートルから1メートルもの大きさだそうです。

鹿児島県と言えば、桜島の噴火もよくニュースになります。こういった噴火をはじめとする火山活動は、気象庁によって観察され、発表されています。気象庁のHPでは、テレビなどのニュースにならない火山観測の詳しい情報が載っています。それによると2015年6月の欄では、16日10時13分発表の浅間山以外、すべてがに桜島の噴火や爆発についての情報となっています。5月の欄でも、口永良部島、あるいは阿蘇山について以外、ほとんどが桜島に関するものとなっています。

火山灰は火山から噴出される、直径2ミリメートル以下のものをいいます。灰とは呼ばれるものの火山ガラス、鉱物結晶、古い岩石の破片などの硬い物質が含まれており、とても危険です。クルマではエアフィルターを通過下微細な火山灰がエンジン内部にまで届き、傷つけます。

このような火山灰による被害がある地域に向けては、特別な装備をしたクルマがあります。メーカーオプションとされており、「火山灰仕様」や「鹿児島仕様」として対象の地域に納車されています。防さびを強化したり、ウォッシャータンクを大型化したりしているそうです。

火山灰をはじめとする自然災害による被害を受けたクルマは、買取査定を受けるさい、販売する場合、どちらにおいてもキチンと申告をすることが必要です。悪質な中古車販売業者などでは申告をせずに販売するということもあるそうなので、気をつけましょう。