コンビニエンスストアなどでは商品の仕入れに天気予報は欠かせないものとなっているそうです。暑くなってくるとアイスクリームやフラッペ類、冷やし中華などのさっぱり食べられるものがよく売れるそう。中古車販売においては天気などは関係ないように思われますが、実はそうではありません。中古車販売・査定においても天気は密接に関係しています。

5月であれば本来は初夏の、さわやかな気候となる時期です。このような時期は窓を開けて、風を受けながらのドライブがしたくなります。サンルーフ車であればその心地よさも倍増するというもの。このためサンルーフ車、あるいはオープンカーの人気が高まります。

サンルーフ車が初めて日本に登場したのは1968年で、ホンダのN360という車だったそうです。このとき装備されていたサンルーフは手動式となっており、手で開け閉めをしなければならなかったそう。このように書くとレトロでかっこよく感じますが、実際はとても面倒なものだったのではないかと思います。

その後の1972年頃には、後付けのサンルーフが登場します。防水布製のもので、一般化もしたとのこと。マルエヌとアメリカのDASとの共同開発により生まれ、「オープントップ」との名称がつけられました。

手動のサンルーフを装備したホンダのN360が発売されてから10年後、1978年にやっと電動式のサンルーフが装備された車が世に出ます。それもまたホンダで、車種はプレリュードでした。

サンルーフ車は太陽の光を取り入れることができ、外の景色もよく楽しめます。また換気の点でも優れており、タバコを吸うドライバーにも人気があります。しかし1989年と2013年にはサンルーフから体を出していた子どもが高さ制限を示す鉄製の防護工に頭を打ち付けて死亡するという痛ましい事故が発生しています。そのため子どもがいる家庭にはサンルーフ車を敬遠する傾向もみられます。

サンルーフ車は車内の温度が上がってしまうことで嫌われる場合もあります。サンルーフの部分に使用されるガラスは、どうしても段熱という意味においては通常のボディ部分と比較すると劣ってしまいます。たとえ開けていない状態であっても外の気温や日光の影響を受けることとなり、夏ではとても暑くなります。エアコンをかけてもガラスを通しての温度上昇のほうが勝ってしまい、車内が涼しくならない、といった話しも聞きます。

このように好みが分かれるサンルーフ車ですが、装備されている車と装備されていない車を比べた場合、やはり装備されている車のほうが高くなります。車両本体の価格が違ってくることによるもので、数万円から10万円くらいの違いが出ます。