クルマのモデルチェンジは思っているより頻繁に行われています。「せっかく最新モデルのクルマを買ったのに、すぐに新しいモデルが出てガッカリした」という声は、よく耳にします。いくら新しいモデルのクルマが好きだとしても、追いかけて常に最新モデルのクルマに乗るというのはたぶん不可能でしょう。そのぐらいクルマのモデルチェンジの頻度は多く、中古車としての販売価格や買取りに出す場合の査定額に大きく関係しています。

クルマのモデルチェンジにはフルモデルチェンジとマイナーチェンジの2種類があります。フルモデルチェンジというのは大部分が一気に変わるモデルチェンジのことです。名前やコンセプトなどは踏襲されるものの、ほとんどが変わるために新しいクルマが誕生したのに近い感じになります。これに対してマイナーチェンジというのは、小さな部分が変えられたものです。技術が進んだことにより技術的な問題が改善されたり、改良できるものがあったりした場合に行われます。

フルモデルチェンジは個人向けの国産車の場合、おおよそ4年から6年のあいだに1回が行われています。商用車や会社の場合はそれよりも長く、7年から8年の間隔で行われているようです。フルモデルチェンジが行われるまでのあいだに行われた技術開発などを反映させるために実施されるのがマイナーチェンジの位置づけとなっています。

マイナーチェンジではさほどではありませんが、フルモデルチェンジがあるとそのクルマの買取価格、中古車価格は変動します。モデルチェンジをきっかけに買い替えを行おうという人が多くいるため、そのクルマが多く中古車市場に流れるからです。

今週、日本の気象衛星について新しく「ひまわり8号」の運用が開始されました。「ひまわり8号」は次世代の気象衛星とされ、観測性能が大幅にアップしています。これまでよりも数段に優れているセンサーを搭載しており、解像度がこれまでの4倍のハッキリとした画像を見ることができます。また撮影頻度も30分に1枚か2分半に1枚と、12倍になりました。台風の進行方向の予測や、ゲリラ豪雨の原因とされている積乱雲の発生家庭の観測などに用いられ、これまでよりも詳細で正確な天気予報の実現につながるとされています。

しかしこれまで用いてきた「ひまわり7号」も1年程度は併用し、「ひまわり8号」にトラブルが起こった場合に備えるそうです。クルマのフルモデルチェンジについても新しいモデルが発売されたからと言っても、古いモデルが絶対に値下がりするかは断言はできません。フルモデルチェンジからしばらくたってから、古いモデルのほうが良かったと評価される場合があります。このような場合、古いモデルのクルマはもう新車として入手することはできないので、中古車として購入することになります。中古車価格が上がり、買取価格も上昇します。