買取査定では本当にちょっとしたことがプラスに働いたりマイナスに働いたりします。しかしそれと同時に大きな違いだと売る側は思っていても、買う側はそうでもないことが結構あります。新車として購入したときにはオプションで付けたものでも、その後のモデルチェンジで標準装備されたものは、中古車として市場に出されて場合も「付いていて当たり前」という感じで取り扱われることがあります。もちろんこのような装備は付いていない場合はマイナス査定となる可能性があるのですが、付いているからと言って絶対にプラス査定に結びつくというものでもありません。どのくらいの需要がある装備なのかによって、査定額は変わっています。その装備が付いている中古車を探している顧客を持っている中古車販売店であれば、プラス査定となる可能性は非常に高くなります。反対にその装備にこだわるような顧客層を持っていない中古車販売店であればそれほど大きな買取査定額アップは望めないでしょう。

今週、北米で起きたタカタのエアバッグ問題で、アメリカの高速道路交通安全局は最大で2億ドルの制裁金をタカタにカスとの報道がありました。2億ドルというと日本円では今のレートでだいたい242億円になります。このうち7,000万ドルについてはすでに現金で支払い、残りの1億3,000万円については今後にリコール対応などで問題が発生した時点で支払いが科せられるそうです。何もかもが規模の大きいイメージが強いアメリカですが、1社に対して最大2億ドルもの制裁金が科せられるのは初めてのこと。アメリカがこの問題に対してどれほど重大視しているかをうかがい知ることができます。

今やエアバッグは国内を走行しているほぼすべてのクルマに装備されている、欠かすこととができない安全のための装置です。世界で初めてエアバッグが装備されたのは1980年で、メルセデスのSクラス車にオプションとして付けられました。日本ではホンダのレジェンドに1987年に付けられたのが最初です。その後は急速な広まりを見せますが、運転席のみのオプション装備とされるのが一般的でした。その後は助手席にも装備されるようになり、またオプションではなく標準で付けられているのが当たり前となっています。

買取査定においても運転席、および助手席のエアバッグ装備はプラスに働かないようになってきています。だからとい言ってあってもなくても良いというわけではありません。あるべき装備がついていないとマイナス査定になるので注意しましょう。