マツダCX-3に搭載されているのは直列4気筒のクリーンディーゼルターボだけで、ディーゼル専用車となっています。ディーゼルと言えば、やはり強いのはヨーロッパのクルマです。

ボルボのXC90には2リッター4気筒でありながら最高で225場力の出力が可能であるD5が搭載されています。ガソリン車であれば5リッター級に相当することになります。いろいろなレビューを見ると、静かで軽い、という意見がほとんど。日本よりも基準が厳しいというヨーロッパにおいても、エコなクルマだということになっているようです。

ディーゼル車というと、環境に悪いのではないか、規制に引っ掛からないか、ということを心配するお客様がいます。現在販売しているディーゼル車はそんなことはないのですが、むかしのディーゼル車というと、黒いススを出して走るようなものだったそうです。

今はいろいろな面で環境保護が当たり前のように行われていますが、昔はそんなことよりも経済成長が重視されていたとのこと。環境にかかる負荷よりも、効率の良さや経済性の高さが重視されていたと、たしかに私も聞いたことがあります。

昔のディーゼル車は経済的には優れていたものの、排ガスがすごかったそうです。有害なNOxをガソリン車よりも多く排出してしまい、とくに自動車の通行量が多い都市では大きな社会問題となりました。

この問題をいち早く世の中に訴えたのが、当時の東京都知事だった石原慎太郎氏。政治の世界から身を引いたのは、昨年だったでしょうか?自らのことを「暴走老人」と言ったことをよく覚えています。あまり政治にはくわしくないのですが、いろいろと問題発言をしてはニュースで取り上げられていたことは知っています。

石原氏がその頃の、環境に良くないディーゼル車に対して問題提起をしたことで、国としての規制の整備がされるようになりました。1993年の短期規制、1997年の長期規制、2002年の新短期規制、2005年の新長期規制を経て、現在は2009年の2009年規制の適用がなされています。

したがって2009年規制に適合していないクルマには、乗ることはできません。今年はもう2015年ですから、街の中を走っているほとんどのクルマは、2009年規制に適合していると考えられますが、万が一2009年規制に適合しないクルマを所有している場合には処分する必要があります。

もう走ることができないクルマには他にも車検切れのクルマや、事故などで全損となってしまったクルマなどがあります。車検切れのクルマはきちんと整備をして車検を通せば、ふたたび公道を走ることができるようになります。整備をされて車検を通ったクルマは、中古車として再び市場で取引されることになります。

全損車は使える部品を取り外して他のクルマに取り付けて使ったり、解体して再利用できる素材とそうでない素材を分け、リサイクルできるものはリサイクルして使ったりします。また排ガス規制に引っ掛かってしまったクルマは、規制が厳しくない国に輸出され、新天地で活躍する場合があります。

処分するしかないと思っていたクルマでも思わぬ活用の仕方がある場合がありますので、あきらめずにクルマに詳しい人に相談してみることをおススメします。