一昔前まではディーゼル車と言うと、環境に良くないというイメージが強くありました。とくにディーゼルエンジンを積んだトラックは環境汚染を進める要因になるとされ、大型トラックの通行量が多い東京都や千葉県、埼玉県、神奈川県、そして愛知県はとくに厳しい規制を行うために、条例を定めています。クルマの買い替えのさいも条例を定められている地域では買い取ってもらえないといったことがありました。しかし最近のディーゼル車はクリーンディーゼル技術の発達により、廃棄の問題は生じなくなってきています。買い替えのさいに車買取業者に買い取ってもらうさいにも、とくに査定額が下がるということはなく、人気のある車種はガソリンエンジン車と同じように高く買い取ってもらうことが期待できます。

ドイツの最大手自動車メーカーであるフォルクスワーゲンが不正ソフトを用いて排ガス規制を逃れていたことは、クルマに関係する仕事を行っている者だけでなく、社会的に大きな衝撃を与えました。この不正ソフトと言うのは試験時にだけ基準を満たすクリーンな排気をし、そのほかのときはクリーンな廃棄をするための装置を作動させないようにしてしまうものです。

中国は大気汚染がひどいことで有名です。そんな中国の首都・北京では今週、初めて「赤色警報」が発令されました。この警報は大気汚染の警戒レベルを示すもので、青色、黄色、オレンジ色、赤色の4段階があります。最高の警戒レベルを示す赤色警報は出されると、さまざまな規制が行われるそうです。基本的に学校は休校となり、工場も一部が操業停止になります。クルマの運転も制限され、奇数日にはナンバーの末尾が奇数であるクルマ、偶数日にはナンバーの末尾が偶数であるクルマしか動かすことはできないそうです。1台のクルマは1日おきしか運転してはいけないことになります。

公共交通機関を増便することで対応するそうですが、1日おきにしかクルマに乗ることができないのでは、やはり大変不便な生活を強いられることになるでしょう。この刑法のシステムは約2年前から取り入れたそうです。中国で大気汚染がひどくなっている原因は、使用する燃料の6割以上をいまだに石炭に頼っているということにあるのだそうです。工場などで大量に石炭を使っていることに加え人口が多いことからクルマなどの乗り物から出る排ガスの量も多いこと、建設現場からは大量の粉じんが舞い上がることなどが中国の大気温泉を深刻なものとしています。

クルマはとても便利で、私たちの暮らしを豊かにしてくれるものです。国が違っても、思う存分乗ることができるようになってほしいと思います。