日産自動車からはアラウンドビューモニターという、車をバッグさせるさいに上から見ているような映像をモニターに映し出す機能を持っている車種が続々と登場しています。この技術がこのたび、次世代海洋資源調査技術に活用されることが決定したようです。政府が進める戦略的イノベーション創造プログラムのひとつである次世代海洋資源調査において、資源調査用の遠隔操作無人探査機にアラウンドビューモニターを搭載するとのこと。遠隔無人操作機を客観的に見ているような映像を母船から見ることができ、オペレーターは瞬時に海底の状況などを把握することができます。

 

最近のクルマには、クルマが勝手に運転してくれるという機能が多く使われています。ブレーキをかけていないのに障害物を感知してクルマが止まる、という実験をしているところの映像がテレビのコマーシャルなどで流されているのをよく見かけると思いますが、あれがそうです。スバル車のテレビコマーシャルではTOKIOのメンバーがハンドルを握って、「これ、大丈夫?」や「ぶつかる!」などのセリフを口にしています。

 

日産はこのような自動運転装置の普及にとくに力をいれています。日産の自動ブレーキは「エマージェンシーブレーキ」と呼ばれ、すでにスカイライン、エクストレイル、セレナ、ノート、デイズ」、デイズルークスの6車種には標準として搭載されています。日産は今年1月、2015年度中にはほほすべてのカテゴリーの車種を対象にこのエマージェンシーブレーキを搭載する予定であることを発表しました。電気自動車、商用車を含む、日本で発売されているほぼすべての日産車にエマージェンシーブレーキが搭載される、ということになります。

 

また日産は2020年までに、段階的な自動運転技術の実用化を目指す、ともしています。開発を進めてきたカメラ認知技術や操作自動化技術を活用し、クルマをより安全に運転できるよう実用的なものとしていく、ということを日産は目指しています。アラウンドビューモニター、駐車を手助けするインテリジェンスパーキングアシスト、後ろもよく見えるスマートルームミラーといった機能が搭載されている車種もどんどんと増やしていくということになっています。

 

今後、低年式のものには中古車市場にもどんどんこのような新しい技術が搭載されているクルマが入ってくることでしょう。販売する側としてもきちんとした知識を持ち、お客様にある程度は説明できるようにすることが求められると思います。