クルマが不要になった場合、できれば下取りしてもらうか買い取ってもらいたいと誰もが思うものです。もちろん、「もう乗りつくしたから廃車処分で十分」という方もいらっしゃるとは思いますが、それでも1万円でも5,000円でも、3,000円でも値がつけば、それに越したことはありません。中古車として再び車道を走ることは無理でも、分解して部品となったり、リサイクル素材となったりしてまだまだ使える場合があります。また日本では無理でも、海外で走らせらる可能性もあります。

ピアノは日本の家庭で不要となったものがピアノ買取業者によって買い取られ、海外で販売されています。買い取られた業者は壊れている場合は修理され、正確な音程の音が出るように調律され、購入者がいる海外へ輸出されます。中国に多く輸出されていることはよく知られていますが、輸出先は他にもたくさんあります。買取業者によって強みを持っている国、地域は異なり、高く販売されるところへ向けて販売されます。また状態が良いピアノの場合は、国内へ向けて販売されるケースもあります。買取業者によっては販売店舗を持っており、そこで買い取ったピアノを中古ピアノとして販売しています。

クルマの場合もピアノと一緒で、状態の良いクルマは日本国内で中古車市場に出回り、新しい所有者によって再び日本の道を走るようになります。しかし状態があまり良くなく、日本では中古車として売れないような場合でもそこでクルマとしての命が絶たれると決まったわけではありません。海外向けに輸出されるという活用方法があるからです。

実際、日本から海外に向けて、毎年たくさんの中古車が販売されています。皆さんご存知のように日本のクルマは右ハンドルとなっています。世界には右ハンドルの国と、左ハンドルの国があります。右ハンドルのクルマは、やはり同じ右ハンドルの国に多く輸出されていますが、左ハンドルの国にも輸出されています。また日本でも左ハンドルの外車が走っていても何の問題もないように、人気のあるクルマは左ハンドルの国にもどんどん輸出されています。

日本ではあまり人気がなく中古車としても買い手がつかないのではないか、と心配になるクルマでも、海外輸出向けの需要がある場合があります。はじめからダメだと思わず、買取査定を依頼してみることが大切です。海外、特に東南アジアやアフリカでは日本の古い中古車が大活躍しているそうです。