マツダから2月27日、CX-3が発売されました。CX-5よりも一回り小さなSUV車で、街中でも乗りやすいことを特徴としています。海外よりも狭いとされている日本の道路でも取り扱いやすく、駐車スペースに苦労することもなさそうなクルマだという印象を持ちました。日本では軽自動車が新車需要の40%を占めているそうです。軽自動車とまではいかなくても、乗用車としてもコンパクトカーを選ぶ人が本当に多くなったいます。中古車ではあるものの自動車の販売に関わっていて実感するのは、クルマに「小ささ」を求めるお客様が本当に多くなってきているということです。昔であれば運転免許証を取得したばかりの若者であっても、「大きいクルマに乗りたい」という人は一定数、いたような気がします。しかし今は女性はもちろんのこと、若い男性でも「街中でも乗りやすいサイズのクルマが良い」という人がとても多くなってきていると感じます。

一方で街中向きではないSUV車も一部の人たちにとっては高い人気を保っています。SUVといえばもともと道とは言えないような悪路を走るためにつくられたクルマ。テレビコマーシャルでも山道や荒地、大雨や雪の中を走るようなシーンが使われます。現代の日本でそのような道なき道を走ることはまずないと思いますが、やはりアクティブでカッコよく見えますよね。とくにこのようなSUVが多く出るのは冬だと言われています。スノボやスキーといったウインタースポーツを楽しむ人たちや豪雪地帯に暮らす人たちに需要があり、本格的な冬が始まる前はSUVを多く取り揃えてお客様をお迎えするようにしています。

このようにSUVはウインタースポーツ愛好家向け、あるいは豪雪地帯向け、といったイメージがあります。しかし日本自動車販売協会連合会の発表によると、2014年1~12月の年間新車登録台数において7位にホンダのヴェゼル、11位にトヨタ自動車のハリアー、13位には日産自動車エクストレイル、26位にはマツダのCX-5、28位にはフォレスターがランクインするという結果になっています。これを見るとSUVはコアなファンを獲得しており、街乗り、シティユースされるクルマになってきているということができます。

新車ではある程度の人気を有し、中古車市場でもウィンターシーズンにかけ売り上げが伸びるSUVは買い取るさいにも、もちろんそれなりに高い査定価格をつけることになります。買い取り価格は、残価率とも呼ばれます。前述した2014年1~12月の年間新車登録台数11位のトヨタ自動車のハリアーが残価率ではミドルSUVのなかではトップの、約65.9~69.4%となっています。次がフォレスターで63.1~67%、さらにその次にはエクストレイルが61.4~65.2%と続いています。CX-5は61.7~65.2%で4位になっています。

コンパクトSUVの残価率トップはヴェゼルの64.9~69%です。CX-3もこれに匹敵するものとなることと思います。

さらに高い価格での査定となるのは、オプション装備で人気の高いものを装着しているSUVということになります。サンルーフは若い人に対して、とくにアピールできる装備となっています。その他にもSUVの魅力をさらにアップさせるような装備がついていると、それに相応する価格で買い取りされます。