中古自動車引取業の登録だけでは、引き取った自動車からドアやホイール、マフラー等といった部品をとる行為はできません。

行った場合、違法行為となり、自動車リサイクル法における無許可営業で違法行為となります。自動車リサイクル法上は1年以下の懲役又は50万円以下の罰金、さらに廃棄物処理法の業の許可を持っていなければ、廃棄物処理法上の無許可営業として5年以下の懲役又は1千万円以下の罰金というかなり重い罪に問われますので要注意です。

当然のことですが、古物商を持っていたとしても、使用済自動車(いわゆる廃車)の引取は、有償無償問わずできませんので注意が必要です。

ドアやホイールを使用済み自動車から取り外す場合は、自動車解体業の「許可」が必要となりますので、この点も十分ご注意ください。

自動車解体業者とは、廃車からエアバッグ類を回収して自動車メーカー・輸入業者に引き渡し、中古部品等を取り除いたのち、解体自動車を破砕業者に引き渡す事業者をさし、都道府県知事又は保健所設置市長の許可を受けなければなりません。

自動車解体業者は、使用済み自動車から部品取り等を行うことができますが、以下の義務を負うことになります。

1. 使用済自動車の引取り義務
引取業者又はフロン類回収業者から使用済自動車の引取りを求められた場合は、正当な理由がある場合を除いて使用済自動車を引き取る義務

2. 引取報告の実施義務
情報管理センターに引取報告を行う義務

3. エアバッグ類の回収の実施
エアバッグ類の回収を行う義務

4. 自動車リサイクル法の再資源化基準に従った使用済自動車の解体の実施義務
使用済自動車を引き取った時は、自動車リサイクル法の再資源化基準に従って適切な解体を実施する義務
 鉛蓄電池、タイヤ、廃油・廃液、室内照明用蛍光灯を回収
 有用な部品等を可能な範囲で回収
5. エアバッグ類の引渡しと引渡報告の実施義務
情報管理センターに引渡報告を行う義務

6. 解体自動車の引渡しと引渡報告の実施義務
使用済自動車を解体した後の解体自動車を破砕業者に引き渡す義務
また、情報管理センターに引渡報告を行う義務

 

 

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