中古自動車販売業を開業するにあたり、ご自身が種々法的欠格事由に該当していないか、十分確認されることをお勧めします。

起業のために会社勤めを辞めるなど、段取りをしたはいいものの、法人設立等が欠格事由により、できなかった場合、取り返しのつかないことになります。

以下、代表的な点について記載します。

●法人の設立登記に当たって
中古自動車販売業を始めるにあたって、まず必要なのが法人の設立かと思います。以下、会社法の欠格事由について触れたいと思います。

1.精神障害、知的障害により、家庭裁判所の後見開始の審判を受けた成年被後見人、または家庭裁判所の保佐開始の審判を受けた被保佐人は、法人の取締役になることはできません。

2.会社法などの法律違反を犯し、刑の執行が終わり、または刑の執行を受けることがなくなった日から2年を経過しない人は、法人の取締役になることはできません。

3.2以外の罪で懲役刑、禁固刑に処せられている人は、法人の取締役になることはできません。

●古物商の許可申請に当たって
中古自動車を取り扱うにあたっては、古物商の許可が必要となります。以下、古物営業法の欠格事由について触れたいと思います。

1.精神障害、知的障害により、家庭裁判所の後見開始の審判を受けた成年被後見人、または家庭裁判所の保佐開始の審判を受けた被保佐人は、古物商の許可を受けることはできません。

2.自己破産を申し立てた破産者で、免責決定がされていない人は、古物商の許可を受けることはできません。

3.未成年の人は、基本的には古物商の許可を受けることができません。(例外はいくつかあります)

4.懲役刑、禁固刑の刑期が終了してから5年を経過していない人、古物商の無許可営業、名義貸し、遺失物横領、背任などの特定の犯罪により、罰金刑に処せられてから5年を経過していない人は、古物商の許可を受けることはできません。これは会社法より厳しい欠格事由になりますので、要注意です。

●自動車リサイクル法引取業者登録に当たって
廃車の引取をされるのであれば、自動車リサイクル法引取業者登録が必要になります。
以下、自動車リサイクル法の引取業者についての代表的な欠格事由について触れたいと思います。

1.精神障害、知的障害により、家庭裁判所の後見開始の審判を受けた成年被後見人、または家庭裁判所の保佐開始の審判を受けた被保佐人

2.自動車リサイクル法、廃棄物処理法、またはこれらの法律に基づく処分に違反して罰金以上の刑に処せられ、その執行を終わり、または執行を受けることがなくなった日から2年を経過しない人

3.不正手段により引取業の登録を取り消された場合等、その処分のあった日から2年を経過しない人

4.自動車リサイクル法に基づく命令や処分に違反する等して事業の停止を命ぜられ,その停止の期間が経過しない人

以上、一人社長の株式会社で、その社長さんが該当してはならない代表的な項目について抜粋しました。その他、会社規模等により諸条件が異なる場合があります。

欠格事由については、法律で規制されている内容ですので、否が応でもこちらが合わせなければなりませんし、1項目でも対象になっているのであれば、登記できない、許可が下りない、登録できないという問題に直結しますので、よくご留意ください。

不明点などあれば、周りの行政書士などの専門家に問い合わせされることを強くお勧めします。
 

 

何もかも自分でやろうとするのは、時間ばかり掛かって無駄な費用と多大な労力 が必要です。ぜひ中古車販売開業会社設立 センターの株式会社設立+古物商許可+自動車リサイクル法登録サービスをご利用くださ い!中 古車販売会社設立開業お申し込み