中古自動車販売業においては、古物商の許可は必須となります。

古物営業法第2条1項では、

この法律において「古物」とは、一度使用された物品(鑑賞的美術品及び商品券、乗車券、郵便切手その他政令で定めるこれらに類する証票その他の物を含み、大型機械類(船舶、航空機、工作機械その他これらに類する物をいう。)で政令で定めるものを除く。以下同じ。)若しくは使用されない物品で使用のために取引されたもの又はこれらの物品に幾分の手入れをしたものをいう。

と規定されています。

以下、古物とその取引例について触れてみたいと思います。

A.古物商許可が必要な古物の取引例
① 一度使用された物品
知人が使用していた自動車を百万円で売ってもらったものなど
② 使用されていない物品でも使用のために取引されたもの
知人が使おうと思って買っていた自動車を未使用のまま百万円で売ってもらったものなど
③ ①や②に修理や加工を加えたもの
①や②に例えば、新たにフォグランプを取り付けたなど
これらが、古物として法により定義されているものとなります。

B.古物商許可が不要な取引例
① 自分が使っていたが、不要になったので処分したい古物の販売
(ただし最初から転売目的で購入した物の場合は許可が必要。)
② 無償で譲り受けた古物の販売
③ 小売店などで購入した新品の転売
④ 自分が海外で買ってきたものを売る
⑤ 業として古物を販売しない場合
(営利目的でなく、また継続的に販売しない、偶発的な取引に際しては、古物商の許可は不要です。)

これらが、原則として古物商の許可が不要な取引です。これ以外の古物の売買に関する取引は原則すべて古物商の許可が必要な取引となります。

中古自動車を扱う場合もまったく同様の判定となりますので、相当特殊な形態でない限り、古物商の許可は必須となります。

なお、オートオークションは、例外なく、古物商の許可がない限り参加できません。

 

 

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